契約の手順は?

基本的な必要書類

家主によって異なりますが、一般的には、パスポ-トとそのコピー、入学証明書あるいは学生証などとそのコピー、収入を証明するものが必要です。
学生やワーキングホリデービザの場合は、銀行残高証明書、あるいは親の送金証明書(収入証明書)とそのコピーで受け付けてくれることもありますが、一番確実な方法は、銀行保証をすることです。銀行保証とは、家賃の半年分、あるいは1年分を銀行に預け、それを担保に銀行が家賃の保証をしてくれるというもの。この期間、銀行に預けたお金は 使うことができません。
給与明細のある会社員は、過去三ヶ月分の給与明細のコピーを提出する必要があります。給与明細がなく、保証人もいない場合は、銀行保証が一番信用される保証の方法です。保証人とは、フランス在住者で、家賃の保証をしてくれる人のこと。保証人をたてる場合、保証人の過去の給与明細や前年の税金支払証明書などが必要となりますので、面倒ですが、必要書類を用意してもらわなければなりません。

契約の流れ

通常は借りるアパ-トで家主との契約書類にサインします。パリ不動産の社員が立会いますので、契約内容について質問があれば詳しく尋ね、内容を理解してください。
入居日にはETAT DES LIEUX(現状確認)をし、鍵をもらいます。
家主と共にアパ-トの中を確認し、現状を把握、記録するのが現状確認で、退出時にはこれが痛んだ箇所などの目安になります。契約終了時にアパ-トを退去する時、アパ-トや家具の破損がないかもう一度ETAT DES LIEUX があります。契約期間終了時に破損がないときには、CAUTION (敷金)は戻ってきます。

保証について

基本的な必要書類で述べたように、アパ-トを借りるためには家賃の保証が必要です。
その方法は、

  • 在仏保証人をたてる
  • 日本にいる両親などに送金証明書を書いてもらう
  • 銀行保証をする

などの方法が一般的です。
1) 在仏保証人は、入居するアパ-トの家賃の月々3倍の収入が証明できなければなりません。また、用意する書類が多く、わずらわしいこととから、日本人の入居者が在仏保証人をたてることは多くありません。
2) 両親に書いてもらう証明書は、家主にとってはもっとも信憑性の少ない保証方法で、これを保証として受け取ってくれない家主はたくさんいます。文章の内容は、「娘あるいは息子の月々の家賃を、私が保証します」というものですが、フランス語で書いてサインする必要があります。フランス語のマニュアルは ここにありますので、必要部分を書き換え、ご両親のいずれかに書きこんでもらってください。
3) 銀行保証が一番、家主に安心感を与える保証方法で、銀行保証ができれば、まず家主に断られることもありませんし、他の競争相手に部屋を取られてしまうこともありません。
銀行保証とは、家賃の1年相当の金額で銀行が運用している投資信託(リスクの少ないもの)を購入し、この債権を担保に銀行が家賃の保証をするというものです。
保証期間中は債権を売ったり、定期を解約することはできません。
アパ-トを出て銀行保証を解約する場合は、銀行の発行した保証書を家主から必ず返してもらってください。この原本がないと解約手続できません。

契約書の内容

内容の概略は、家主の住所・氏名と借主の住所・氏名、アパートの所在地、賃貸の月額、契約期間、契約の解約方法、最初の預かり金額などが明記してあります。
契約書には、法律に基づいた規定の内容が記されていますが、家主との個人的な契約内容や、事情によってその内容は異なってくる場合がありますので、必ずしもその内容がすべてではありません。

家賃支払いの方法

アパートの保証や、電話の開設などで必ず必要なのが、フランスでの銀行口座です。フランスで銀行口座を開くと、口座と共に小切手が発給されます。敷金などは最初、小切手で支払うのが一般的で、銀行口座がまだできていなければ、日本からの送金、あるいは現金での支払いとなります。次の月からの家賃は、銀行からの自動送金(virement automatique)が一般的です。