契約の手順は?

賃貸契約には二つのタイプがございます

(1)個人契約 : 勤務先の異動に基づく住居契約でない場合は原則としてすべて個人契約となります。駐在員でなくフランス在住のかた、留学生、ワーキングホリデーやビジタービザのかた、また、フランスの教育研究機関による受け入れ合意書のある大学教員の研究のための滞在や、医学留学、国際機関への赴任などもこれに該当します。

(2)法人契約 : 駐在員のために勤務先が契約する借り上げ社宅の場合。また、契約名義は入居者ご本人であっても、勤務先が法人として保証人となる場合や住居費が勤務先負担の場合、そして、社費留学、社内(企業グループ内)研修などもこれに該当します。

ご契約タイプによって、お申し込みに必要な書類や不動産手数料などご案内内容が大きく異なりますので、お客様がどちらのご契約タイプに該当されるかを最初に確認させていただきます。

入居希望申請の必要書類

家主の要望により下記以外の書類を求められる場合もあります。

<個人契約の場合の必要書類>

  • パスポートの顔写真とサインのページのコピー
  • (すでにお持ちであれば)フランスのビザ(Visa)のページのコピー
  • (すでにお持ちであれば)フランス滞在許可証(Carte de séjour)のコピー
  • Attestation d’employeur ご勤務先発行の雇用証明書(雇用の契約日と期間、給与額、職名、試用期間や離職予定でないことを明記したもの)
  • 家賃の保証に関する書類…主に次の三通りの保証方法があります。
  • ご自身の収入による保証

ご希望物件の「家賃+管理費の3倍以上」の収入が、賃貸期間を通じて継続的にあることを、フランスでの直近3ヶ月分の給与明細直近年度の課税証明書Avis d’impositionで示していただく必要があります。

  • 保証人

学生、ワーキングホリデーのかたなどフランスでの収入がない場合は、保証人を立てるのが一般的です。原則的にはフランス在住の保証人が必要ですが、家主によっては、日本在住のご家族が保証することを受け入れられる場合もありますが、そうした家主は少数派であることをご了承ください。日本在住のご家族による保証の場合には、保証人となるかたが、ご希望物件の「家賃+管理費の3倍以上」の収入が賃貸期間を通じて継続的にあることを、日本での直近3ヶ月分の給与証明書直近年度の源泉徴収票や納税証明書で示すとともに、家主から内諾が得られたのちには、フランス語での保証人誓約書(弊社に雛形がございます)をご提出いただきます。

  • 銀行保証

上記二種の保証をご利用になれないかたにお勧めの保証方法で、最も信頼度の高いものが銀行保証です。これは、家賃の1年分に相当する金額を賃貸契約期間を通じてブロックする形でフランスの銀行に預けることにより、銀行に保証人になってもらうという制度です。こちらをご希望の方は、ご自身の口座のあるフランスの銀行へ、銀行保証の利用が可能かどうかを各自でお問い合わせください。

なお、銀行保証の期間中はこの資金を解約することはできません。物件から退去し銀行保証を解約する際には、銀行の発行した保証書を家主から必ず返してもらってください。この原本がないと銀行保証の解約手続きはできません。

 

なお、いずれの場合も、銀行の残高証明書は家賃の保証方法として有効ではありません。

 

<法人契約の場合の必要書類>

  • パスポートの顔写真とサインのページのコピー
  • (すでにお持ちであれば)フランスのビザ(Visa)のページのコピー
  • (すでにお持ちであれば)フランス滞在許可証(Carte de séjour)のコピー
  • K-bis(3ヶ月以内に発行されたもの) ご勤務先のフランスにおける法人登記簿
  • Attestation d’employeur ご勤務先発行の雇用証明書(雇用の契約日と期間、給与額、職名、試用期間や離職予定でないことを明記したもの)
  • 2 derniers bilans ご勤務先の直近2期分の決算報告書
  • Pièce d’identité du signataire 賃貸契約書にサインする権限があるかた(原則としてK-bisにフランスにおける代表者としてお名前が記載されているかた)の身分証明書のコピー
  • Pouvoir de signataire 実際にサインをする方が上記と異なる場合は、委任状を作成していただき、サインをする方の身分証明書も別途必要になります。
  • Statut de la société ご勤務先フランス法人の定款 (場合によって家主から提出を求められます)

契約の流れ

通常は借りるアパ-トで家主との契約書類にサインします。パリ不動産の社員が立会いますので、契約内容について質問があれば詳しく尋ね、内容を理解してください。
入居日にはETAT DES LIEUX(エタデリュー。室内の設備・内装や家具備品の現状チェック)をし、鍵をもらいます。家主と共にアパ-トの中を確認し、現状を把握、記録するのが現状確認で、退出時にはこれが痛んだ箇所などの判断基準となります。契約終了時にアパ-トを退去する時、アパ-トや家具の破損がないかもう一度ETAT DES LIEUX があります。契約期間終了時に破損などがある場合は、CAUTION (保証金)から清算されます。

契約書の内容

内容の概略は、家主の住所・氏名と借主の住所・氏名、アパートの所在地、賃貸の月額、契約期間、契約の解約方法、最初の預かり金額などが明記してあります。
契約書には、法律に基づいた規定の内容が記されていますが、家主との個人的な契約内容や、事情によってその内容は異なってくる場合がありますので、必ずしもその内容がすべてではありません。

家賃支払いの方法

アパートの保証や、電話の開設などで必ず必要なのが、フランスでの銀行口座です。フランスで銀行口座を開くと、口座と共に小切手が発給されます。初期費用は小切手か銀行振込でお支払いいただきます。フランスの銀行口座をまだお持ちでなければ、日本からの国際送金での支払いとなります。次の月からの家賃は、フランスの銀行口座からの自動送金(virement automatique)が一般的です。