入居マニュアル

電話とインターネット接続の開設

フランスでは、近年、多くのプロバイダーが提供している複合サービスが人気で、インターネット、及びインターネット接続を利用したテレビ、電話をセットで申し込むことができます。SFRFREEなどのプロバイダーでは、日本の固定電話への通話が無料で、 オプションチャンネルで日本語衛星放送JSTV(追加料金要)も見ることができます。入居される方がプロバイダーをお選びになり、契約手続きを個人的にお取りください。

EDF/GDF(電気・ガス会社)との契約

ガス・電気の契約には、電話で申し込み手続きができます。前住居者の名前、及びそのアパート固有の供給ナンバー(numéro de point de livraison)を知らせるとスム-ズに進みます。

家具

賃貸住宅には、家具付(LOCATION MEUBLÉE)の物件と家具なし(LOCATION VIDE)の物件があり、家具付物件は入ったその日からすぐに住めるように、キッチンにはガス台、冷蔵庫、簡単な鍋などが置いてあり、ベッド、テ-ブル、椅子などが備えられているのが一般的です(中にはリネン類はついていない物件もあります)。一方、家具無しの物件は、キッチンの設備が整っている場合もありますが、それ以外は何もありません。
家具付と家具無しの物件では法律が違い、入居と退去の時の規則など違ってくるので、契約時によく確認しておきましょう。

住宅保険に入る

火災、窃盗などに備える住宅保険の加入は、全ての住宅賃貸契約に義務付けられています。これは入居者がご自身でお手続きしていただく必要があります。パリ不動産では日本語で対応できる保険会社をご紹介していますのでご希望のかたはお問い合わせください。

加入手続きにあたっては、Projet de bail(賃貸契約書のドラフト)が必要です。学生証があれば保険料が割安になることもあります。

住民税

毎年、12月31日から1月1日にかけて住んでいた居住者が、そのアパルトマンに対する住民税Taxe d’habitationを払う義務があります。金額は住んでいる地域、アパ-トの広さや家族構成によっても違ってきます。テレビの視聴税Redevance audiovisuelleも併せて徴収されます。アパルトマンを退去した後でも該当していれば支払う義務がありますので、退去時に管轄の税務署にて転居先住所(日本の住所でも可)を届け出てください。

破損、故障などの問題が起きたら…。

借りているアパルトマンで故障が出た場合、その責任として壁の向こう側のものは大家さんが修理をし、壁の内側のものは借りている人が修理することが法律で決まっています。たとえば、壁の中にある水道管の故障を修理する場合は大家さんが支払い、その水道管の先に(室内に)ついている蛇口などの故障は借りている人が修理をして支払わなければなりません。ご自分に過失がなくても、故障が出た場合は大家さんに一報を入れましょう。

退去したいときはどうすればいい?

アパルトマンを出るには、退去する日から遡って1ヶ月前(法人契約の場合は3か月前になる場合もありますので、契約書をご確認ください)に大家さんにその旨を通知する必要があります。その際、電話など口頭で伝えるのではなく、受領証明付き書留郵便(lettre recommandée avec accusé de réception)で退去通知の書面を送らなければなりません。その手紙が受領された日付から1ヶ月後(場合によっては3ヶ月後)までは、家賃を支払い続ける義務が生じるため、退去日が決まったら、必ずその 1ヶ月前(法人契約でパリ市内お引越しの場合は3ヶ月前になる場合もあります)までに受領してもらえるよう手紙を出すことが大切です。

その後、家主と退去日のアポイントをとったあと、退去当日にETAT DES LEIUXという現状確認をし、保証金を返却してもらいますが、保証金は退去後1ヶ月以内に清算・返還すればよいことになっていますので、家主は掃除や工事の見積もりを取ったあと、差額を返却します。保証金ができるだけ多く返却されるよう、常日頃からアパートの中を綺麗に保つことが大切です。