店舗を持つ

どうやって探す?

フランスで店舗を持って営業するためには、まずこの国の独特な商習慣を理解しておくといいでしょう。

日本で店舗を探す時と違う一番の特徴は、家主との賃貸契約を結ぶだけでなく、その店舗に付随する営業権fonds de commerceを購入するか、または店舗に付随する賃貸契約権Droit de bailを購入しなければならない点です。営業権や賃貸契約権は、前店子から購入するもので、これらの権利は、自分がのちに店舗を手放すときにも転売することができます。
営業権、賃貸契約権、共に「任意の業種を営業するための権利を買う」と考えるとわかりやすいかもしれません。
(参照・商用物件の一般知識と考え方

パリ市内で店舗を探す時には最初に迷うのは、開業する地域です。パリには多くの人種が有象無象に暮らしており、地域によって客層もまったく違ってきます。ブティックひとつとっても、上品なマダムが対象であれば16区、新しいコンセプトのブランドで観光客を相手にするならマレ地区、パリのお洒落なお金持ちがターゲットならサンジェルマン・デ・プレなど、バラエティに富んだ選択肢があります。
まずはパリの街中を自分の足で歩いてみて、どの地域の客層が一番、これからの商売に合っているか決めておくと、その後、実際に物件を探すときにスムーズに進みます。

営業する業種によって物件の見極めも必要です。
パリ市内の店舗は、ブティックなどの小売店、レストラン等飲食店、共に建物の地上階にあり、上層部は住宅か事務所になっています。そのため、それぞれの店舗には営業可能な業種が決められています。例えば、建物の管理組合の規定書に、「地階の店舗でレストランの営業は不可能」と書かれていれば、その店舗でレストランの営業はできません。
また、ガス火を使う本格的なレストランを営業するには、その店舗から建物の屋根へ伸びる排気用の煙突が必要になりますので、こうした物件の確認も必要になります。

商用物件は、騒音や廃棄物、衛生上の問題など、建物の住人と深く関わりがあり、また家主との家賃交渉、契約条件の変更など、非常に複雑です。
のちに大きな問題を抱えることにならないためにも、まずはプロの我々不動産業者に物件探しをご依頼ください。

最初はご相談から無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。